瓦礫広域処理の問題

島田市に続いて北九州市でも問題になっている標記の件、賛成派とtwitterで議論してたのだが、帰宅後PCに張り付いて色々と調べてたところ、試験焼却の結果報道が目に入った。

今回は一般ゴミ9割に混ぜた飛灰が最大34Bq/kgなので問題ないと結論付けられているが、もし瓦礫のみ焼却した場合どのような結果になったであろうか?

2012/5/30に環境省がれき広域処理お問い合わせ窓口へ電話したところ、ミツハシさん&タカハシさん(ともに♀)によると、環境省としては北九州市が一般ゴミ9割に混ぜたことは把握していないとのこと。焼却後、瓦礫広域処理の基準(8000Bq/kg※1以下)になるためには、ストーカー式の場合だと焼却前240Bq/kgまで(11ページ左上の部分)。濃縮率で最大33.3倍になると教えてくれた。
※1放射性物質汚染対処特措法(2011/8/30法律110号:平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法)の基準

つまり、焼却瓦礫が放射性廃棄物(100Bq/kg※2以上)にならないためには、100Bq/kg÷33.3≒3Bq/kg以下でなければならない。
※2原子炉等規制法(1957/6/10法律166号:核原料物質・核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律)61条の2第4項に関する規則(2005/11/22経済産業省令112号)2条に関する別表

今回の瓦礫は焼却前8Bq/kgだったので、そのまま焼却されたら8Bq/kg×33.3倍=最大266Bq/kgの放射性廃棄物となる可能性があった訳だ。

神奈川の焼却灰で144~490Bq/kgという報道もあったが、既に関東も汚染されていると考えられる。それをtwで主張した真鶴町議は辞職勧告を受けてしまったが。

【動画】北九州市試験焼却、がれき搬入(空間線量が10倍に)を初めて見た時は驚いたが、誤作動説も指摘されている。

いずれにせよ今回の焼却試験用に持ち込まれた瓦礫は80t=8万kgだから、8Bq/kg×8万=64万Bqが放射性セシウムの総量であることには変わりない。本格的な受け入れが開始されれば、更に増える。いかに一般ゴミに混ぜて薄まっているから安全だと言っても、元の総量が変わる訳ではない。
更に、日明工場では3万2000Bqが、新門司工場では6000Bqが、それぞれ漏れた模様。この合計3万8000Bqが元の64万Bqに占める割合は5.9%だから、バグフィルターで99.9%補足できるとの説明も崩れた訳だ。

健康への影響については、もう少し時間をかけて2010/10/1~2011/10/1の人口(推計値)変化を、特に社会減を除いた自然減に着目して検証してみよう。

他にも閲覧したサイトをメモ的に残しておく。

北九州市、日明焼却場瓦礫焼却問題とその余波

放射能のことだけが問題視されるけれど、それ以外の有害な化学物質によって汚染されることは間違いない。

宮城県内で毎日24時間燃やされ続けてるのも受け入れがたい

東日本大震災時の津波による微粒因子で、肺炎の患者が増加

津波で工場から住宅街へ これが化学物質汚染の実態だ!!

【瓦礫焼却は無理】東北沿岸の凄まじい重金属・化学物質汚染と、清掃工場の排ガス汚染

震災瓦礫が広域処理になった理由と展望-現地産廃コンサルさんに訊く-

がれき受け入れ自治体一覧&マップ(tw情報リアルタイム更新も)

16都県の一般廃棄物焼却施設における焼却灰の放射性セシウム濃度測定結果

混ぜて安全・世論調査は捏造・最終処分場合意なし(ガレキ処理)

「安全なのは当然でしょうね」と言ってるブログにコメントしてみた

災害廃棄物で防波・防潮堤防を!


「真実はどこに?」 ~ WHOとIAEA 放射能汚染をめぐって ~


そうこう言ってるうちにも、福島では異様な「空気」が作られつつあるようだ。
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by nakao312 | 2012-06-05 00:45 | Genpatsu&311


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